不動産投資と聞いて、マンションやアパート、一軒家への投資をイメージする方も多いでしょう。
ただ、近年では不動産投資の一環として駐車場経営に乗り出す方も増えてきているのです。
この記事では、駐車場経営は儲かるのか、副業で始める場合のメリットやデメリットは何なのかということについて詳しく解説していきます。
駐車場経営には種類がある?
駐車場経営というのは、所有している土地を駐車場として貸し出して利益を得るという投資手法のことを指します。
マンションやアパート、一軒家投資と比べると費用が掛からず、ミドルリスク、ミドルリターンの投資を検討している方には最適です。
ただ、駐車場経営には種類があり、それぞれで特徴が異なってきます。
以下、代表的な駐車場経営のビジネスモデルについて詳しく解説していきます。
月極駐車場
街中でよく見かける月極駐車場。
これは、利用者に月額費用支払ってもらい、駐車スペースを貸し出すというビジネスモデルです。
数時間あるいは数日単位ではなく、1か月分の費用を受け取れるため、利用者がいれば安定した収益に期待できます。
コインパーキング
コインパーキングというのは、数十分あるいは数時間など、利用時間に応じて費用を請求するという駐車場のことを指します。
客単価は数百円から数千円前後になることが多いですが、回転率が高ければ高いほど儲かるビジネスモデルとなっていて、場合によっては月極駐車場よりも高額の収益を得られる可能性もあります。
バイク駐車場
バイク駐車場というのは、その名の通りバイク専用の駐車場を指します。
バイクは車よりもサイズが小さいため、活用できる土地が狭い場合でも収益化が可能になります。
ただし、バイクの数は自動車の数よりも少ないため、慎重に土地選定を行うことが大切です。
副業で駐車場経営を行うメリットは?
では次に、副業で駐車場経営を行うメリットについて詳しく見ていきましょう。
収入が安定しやすい
駐車場経営は、土地の選定さえ間違えなければ、安定した収益を得られます。
基本的に、駐車場の管理については業者に委託することになりますが、業者によっては、
・初期費用を負担してくれる
・稼働状況にかかわらず固定の賃料を支払ってくれる
というところもありますので、不労所得を狙いやすいと言えるのです。
管理は業者に任せられる
先ほども解説したように、駐車場経営を行う場合、基本的には管理業務を業者に委託することになります。
管理業者は、
・清掃
・機器のメンテナンス
など、面倒なことを全て巻き取ってくれますので、手間を省きながら収益を手に入れられるのです。
撤去も簡単
駐車場経営を行う場合、いくつかの機器を設置する必要があります。
ただ、駐車場経営で使用する機器というのは、撤去が非常に簡単ですので、
・駐車場をやめて別の施設を立ち上げたい
・駐車場をやめて家族だけで使いたい
という場合でも、すぐに対応することができるのです。
老朽化などの心配がほとんどない
マンションやアパート、一軒家を購入する場合、老朽化によるリスクを考えておかなければなりません。
ただ、駐車場経営の場合は老朽化のリスクが比較的少なく、コンクリートや機械のメンテナンスを行った場合でも、費用を少額に抑えることができるのです。
空地の場合は初期費用を抑えられる
自分が所有している空き地の場合は、初期費用をグッと抑えられます。
土地の起伏が目立つ場合は整地を行う必要がありますが、1㎡あたり4,000円から5,000円前後の費用で抑えられるケースがほとんどですので、そこまで費用が掛からないと言えるのです。
副業で駐車場経営を行うデメリットは?
では次に、副業で駐車場経営を行うデメリットについて詳しく解説していきます。
税金がかかりやすい
マンションやアパート、一軒家に投資をする場合、所得税や相続税の節税が可能です。
ただ、駐車場経営の場合は、土地の上に建物を建てるわけではないため、税制の優遇を受けにくいと言えるのです。
駐車場経営に挑戦する場合は、
「税金を払ったとしても利益が残るか?」
「支払う税金に見合う利益が出ているのか?」
ということをしっかりと考えておかなければなりません。
収益はそこまで高くない
土地が極端に広い場合は、収益率が下がることもあります。
土地の広さによっては、駐車場経営よりも賃貸経営の方が収益率が高くなることもありますので、様々な方面でリサーチを行って判断していくようにしましょう。
とはいえ、近くに商業施設などがある場合は、広い土地で駐車場経営を行っても高い収益を得られることがありますので、地域に合わせた土地活用が重要です。
副業で駐車場経営を始めるには?
では次に、副業で駐車場経営を始めるまでのステップについて詳しく解説していきます。
ステップ1:駐車場として利用できるかをチェック
空地であればどこでも駐車場にできるというわけではありません。
空地を駐車場として活用するためには、
・車の出入りができる(幅員4メートル以上が目安)
・道路と敷地の高低差(業者要相談)
・敷地形状(止められる台数の確認)
などをしっかりとチェックしておくことが大切です。
ステップ2:その土地の相場や相場を調べる
駐車場経営をしたいと考えている方の中には、
「大体これくらいの金額でいいか」
と、適当な料金設定をしてしまう方もいるのですが要注意です。
なぜなら、駐車場料金にはそのエリアごとに相場があり、相場より高すぎてもダメですし、安すぎてもダメなのです。
駐車場をオープンする場合は、周辺の相場をしっかりと調べたうえで、慎重に料金設定をしていくようにしましょう。
ステップ3:種類を決める
冒頭でも解説したように、駐車場にはいくつか種類があり、それぞれで特徴やメリット、デメリットが異なります。
周辺の施設や土地柄などを考えながら、どのような形態で運営していくかを考えるようにしましょう。
どのような形態で運営すればいいかわからないという方は、管理会社に相談してみることをおすすめします。
ステップ4:運営会社に相談する
駐車場経営の準備がある程度進んだら、管理会社に連絡を入れましょう。
駐車場の運営会社や管理会社には様々な種類があり、会社によって提示してくる金額や発生する初期費用などが異なりますので、必ず相見積もりを取ることをおすすめします。
副業で駐車場経営を行う際に注意すべき事
最後に、副業で駐車場経営を行う際に注意すべきことをいくつか紹介していきます。
収益予想は慎重に
駐車場経営に乗り出そうとしている方の中には、常に満車を想定して収益予想を立ててしまう方もいるのですが、これは非常に危険です。
駐車場経営をはじめとする不動産投資には、空室リスク、空車リスクが伴いますので、稼働率8割前後で収益を計算するようにしましょう。
徹底的にリサーチをしてから料金を決める
周辺に有料駐車場がない場合、思い通りの金額を設定することができますが、ライバルがいないエリアというのはほとんどありません。
適当に料金を設定してしまうと、稼働率が下がったり、収益率が落ちたりする可能性が高くなりますので、相場のチェックやライバルとの差別化を考えながら料金設定をしていくようにしましょう。
まとめ
駐車場経営というのは、マンションやアパート、一軒家投資と比べるとコストやリスクを抑えやすいです。
空地を所有している方は、更に挑戦のハードルが下がりますので是非挑戦してみてください。
ただし、駐車場経営は決して簡単な投資ではなく、場合によっては赤字になったり収益率が下がったりすることもありますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に準備を進めていきましょう。
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